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 ギターリペア・音楽の話題など。素人リペアマンの備忘録。僕の失敗で癒されて下さい(´・ω・)

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製図 ギター製作者の為のCAD講座 第9回 ~指板&ネック~

  21, 2016 17:21
今日はネックを書いていきましょう。
第3回で指板をやりましたが、内容は一部重複します。
忘れちゃったと言う方は振り返りながら見てください。

s-CAD_173.jpg
製図する前に前提として押さえておきたいのがこの図の内容。
マッタクそれっぽく見えませんがlespaulです(キリッ
ネックのセット角4度、ヘッドは14度をそのままに正面から見た図では
制作上都合が悪い。
なので展開し、ボディ・ネック・ヘッド各々正面からみた図を製図します。

s-CAD_174.jpg
まず指板です。スケール長は先の奥田民生モデルのオフィシャルから数値を拝借。
「Collector's Choice™ #29 Tamio Okuda 1959 Les Paul」
スケール長以外にも必要な数値を抜粋すると・・・
NUT
Width: 4.28 cm / 1.687"
Slots:
E: .13716 cm / 0.054"
A: .10414 cm / 0.041"
D: .04826 cm / 0.019"
G: .0381 cm / 0.015"
B: .03556 cm / 0.014"
e: .03048 cm / 0.012"

NECK
Thickness at Fret 1: 2.26 cm /.900"
Thickness at Fret 12: 2.54 cm / 1.0"

Radius: 30.38 cm / 12"
Frets: 22
Nut/End of Board:
4.28498 cm / 1.687" @ nut,
5.6896 cm / 2.24" @ end of board


Scale: 62.865 cm / 24.75"
Binding: .040 Historic Reissue Cream

です。
今日は赤の所が判ればOK。
何はなくとも基準0フレットとなる直線を引きます。

s-CAD_175.jpg
1フレット、2フレット・・・・と一つずつ引いていきます。
計算は以前紹介したstewmacのサイトでもいいのですが、
折角なので自分の使ってる表計算シートも貼っておきます。
緑のセルにスケール長を入力すると、「新方式」と「従来方式」の数字がでます。
「新方式」はベースの時に採用したものです。
基本「従来方式」の数字を使った方が無難です。
「新方式」は無視して下さい。
興味ある方はコチラ↓
過去記事:017 ブリッジ取り付け~仮組み(スケール割り出し考察)

s-CAD_176.jpg
22フレットまで引けたら、ナット幅を出します。
1.687inch(=42.8499mm)なので、2線ツールで半分の数値を入力し
線を引きます。

s-CAD_177.jpg
計算根拠としたスケール長も書いておきましょう。
24.75inch(=628.6513mm)です。
ここから数mmオフセットした場所がサドル位置になるという訳です。
その辺は次回。

s-CAD_178.jpg
次にオフィシャルの数字の
5.6896 cm / 2.24" @ end of board
の部分から指板のエンド部の幅が56.896mmだと判ります。
しかし、それは22フレット上の幅でなく、あくまでエンド部です。
そのエンド部が22フレットからどのくらい離れているのか判らないので
一先ずエンド部は23フレットの位置だ!と仮決めします。
で、ナットと同じように2線ツールで56.896mmの幅を書き出し、交点を結び
ネックラインを書きます。

s-CAD_179.jpg
余分な線を消去します。

s-CAD_180.jpg
ボディ側に移ります。
上手い事に指板と思われる線が書いてあります。
図の様にエンド部の線をトレースして、中心線との交点を出しておきます。

s-CAD_181.jpg
指板をスケール長も含めて全選択し、複写ツール→基準点変更で
図の位置を右クリック。

s-CAD_182.jpg
先程の交点と合わせます。
するとほぼ完璧にJhonCatto氏の線と一致します。
うーむ、1959 lespaulはこれで正解のようですね。ヨシヨシ

s-CAD_189.jpg
画像を非表示させてチェック。
ジョイント部が16フレットのちょい下にきました。
この辺もいいですね。

s-CAD_190.jpg
再表示してサドル位置のチェック。
私は1弦側で1~1.5mmくらいオフセットすると思います。
大体正確な位置に来ているようでさらに安心。
この辺は側面図を書く時に追い込みたいので
ココでは大体でOK。

s-CAD_191.jpg
ヘッドもくっ付けてみましょう。
手順は同じ。複写ツールから基準点変更です。

s-CAD_192.jpg
やあやあ全体像が出来上がりました。
冒頭に言ったようにあくまで展開図ですが。

s-CAD_193.jpg
ついでにセットネックの加工部分を書いておきましょう。
おそらく幅は1-1/2inchなので半分の19.05mmを2線ツールで書きます。

s-CAD_188.jpg
あとは曲線部分をかいて終了。

今日はココまで。
前回言ったとおりもうテクニカル的なことは一通りやりました。
なので読み流してもらってOKです。
ここからは手探りの連続。
レスポール音痴な自分との戦いです( ゚Д゚)ノ

(3月末までは忙しいのでちょっと更新ペースが遅くなります;;)
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Comment - 1

エースの城  

全く判りませんけど拍手しました。

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