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 ギターリペア・音楽の話題など。素人リペアマンの備忘録。僕の失敗で癒されて下さい(´・ω・)

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製図 ギター製作者の為のCAD講座 第12回 ~側面図その2~ 講座終了

  09, 2016 21:30
続きです。

s-CAD_237.jpg
ネックを書いていきましょう。
まず0フレットからそれぞれ1・12・13・15フレット線を書きます。
もちろん2線ツール使います。

s-CAD_238.jpg
1フレットと12フレットの厚みは公開されている情報を元に
それぞれ22.6mm、25.4mmとします。
これは指板の厚みを含めてなので基準線でなく指板の上面線
から2線ツールで引いてください。

s-CAD_239.jpg
12フレットも同様に。
で、それぞれの交点を結んで1~12フレットのネックライン完成。

s-CAD_240.jpg
曲線ツールでカーブを書いていくのですが、
予め引いておいた13フレットと15フレットの線を
ガイドにします。
イメージとしては12~13に掛けて緩く曲がり始め、
13~15に掛けてしっかり曲げる。
15フレット位置くらいでヒールとクロスする。
と言う感じです。

s-CAD_241.jpg
こんな感じでしょうか?
どうせ削って成型する箇所ですから
大きめに描いた方が良いかもしれません。

s-CAD_242.jpg
ヘッドに移ります。
厚みは15mmとします。

s-CAD_243.jpg
ただツキ板を付けるのか否か?によって書き方が変わってきますよね。
レスポール音痴の泣き所、通常どっちなのか判りません(´@ω@)
いづれにせよ15mm厚です。

s-CAD_245.jpg
曲線ツールを使ってボリュートを書きます。
大体0フレット当たりから始まり、適当なところで折り返し
降りてきます。
まぁこの辺もかなりいい加減なので
皆さんの好きに書いてください。

s-CAD_246.jpg
完成。

s-CAD_247.jpg
さぁそれでは一番重要なブリッジ位置出しに掛かりましょう!
何はなくともスケール長をマーキング。
0フレット基準で2線ツールを使い628.65mmの線を引いてください。
図の赤い線がそうです。

s-CAD_248.jpg
次にナットの上端(この場合フレットの高さから0.5mm上に設定)から
86度の線をブリッジ付近までグイッと引っ張ります。

s-CAD_249.jpg
先程のスケール長との交点。
これが理論上のブリッジ位置(1弦側)となります。
実際には押弦の張力による音程の上昇に対処する為、
オフセット値を取ります。

太い弦ほどその影響があるのでブリッジは斜めに設置されるます。
斜めにすることでオフセットするという訳です。
では、1弦側でどのくらいずらすのか?
コレに悩むんですよ。
ストラトに比べレスポールはこのブリッジのコマをずらす幅
が狭いのでいくらかシビアです。
しかし、レスポールはスケールが短い分、張力が弱いので
もしかしたらブリッジ位置=スケール長にしても
対処できるのかな~とか思っちゃいますが、やはり心配。
拙い経験上ですが、1.5~2mmは欲しい所。

s-CAD_250.jpg
今回はJohn Catto氏の図面がかなり正確であるという感触を得ていますので頼りたいと思います。
例によって横に引っ張ってくると・・・

s-CAD_251.jpg
大体2mmくらい後ろにずれてます。
今回はコレで行きます。
でも実際レスポールを持っている人は是非測ってみて下さい。
1弦上に巻尺当てて、ナット(0フレット)からブリッジのコマまで。
レスポールのスケールは殆どのモデルが24.75inch(628.65mm)になってる
ハズなので、この1弦側でのオフセット値が読み取れると思います。

s-CAD_252.jpg
GOTOHの数値を参考に
ブリッジを描画。

s-CAD_253.jpg
テイルピースを追加。
まぁこの辺は側面図においてあまり必要ない図です。
無論、テイルピースに向かう弦の角度とかにすごく
こだわりりのある人は追い込むのも大事ですけどね。
自分レスポール音痴ですから・・・。

s-CAD_254.jpg
整理した図。
0フレットからスケール長を引いて、2mmオフセットしたポイントの
真下にブリッジの1弦側の中心が来てる。
ということが判る図な訳です。

s-CAD_255.jpg
アーチトップ系の場合。
「側面図で決定したブリッジ位置を平面図に落としこむ。」
のが本来のやり方だと思うのですが今回は
平面図「すでに書いてあるね」
→側面図「オフセット2mmってとこかな?、まぁいいんじゃないかな?」
→平面図「トレースしとこ」

と言う流れになっております。
「本末転倒」「なんか詐欺っぽい」ですって?!
まぁ平面図でJohnCatto氏の図面を拝借した時点で
ある種の負けは確定していたので無問題!
文句があるなら掛かって来い( ゚Д゚)ノ
おっと取り乱しました。スミマセン
まぁ、やっぱりですねー。
実機もなしに写真だけで正確無比な図面なんて書けませんよ。ね!(←開き直りやがった)

s-CAD_256.jpg
あとは等高線からテキトーに高さ変化を読み取って・・・

s-CAD_257.jpg
はい!完成です!
講座を通してレスポールの図面を一応の完成としましたが、
JWCADの使い方を一部でもマスターすればちょっとしたジグを作ったり
するのにも便利
なので、始めの方だけでも読み返してみて下さい。

長々と続いたCAD講座も今回で終わりかと思うと先生込み上げるものがあります(´;ω;)ウゥ
付いて来てくれた方、挫折した方、最初から私のいい加減差を見抜いていた方
色々居られましょうが、兎にも角にも終講でございます。
ありがとうございましたm(-_-)m

ところでこのレスポールを作るのだろうか!?乞うご期待( ゚Д゚)ノ

追記:2016.7.31
- 製図アップロード - ページにアップしました。
まだ実際に作っていないどころか、予定も立ってないので
製図の精度に関しては自信ない部分もあります。
自己責任でご使用下さいませm(-_-)m
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お疲れ様でした。

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